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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(後編) エンド オブ ザ ワールド』鎧の巨人もう1体ってソレか実写版

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(後編) エンド オブ ザ ワールド

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監督: 樋口真嗣
キャスト:三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、KREVA、諏訪太朗、橋本じゅん、仁科貴、原知佐子、ピエール瀧、國村隼、草なぎ剛
公開: 2015年9月19日

2015年9月19日。劇場観賞

ストーリーが気にならないほど襲われて逃げて襲われて…がホラー並みに面白かった前編を抜けると、そこにはただ芝居臭いセリフが続く退屈な後編があった……マジですか。

そろそろ日本映画の前後編は後編半額とかそういうルールの下で作る事にしましょう。そうしましょう。

◆あらすじ
100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン(三浦春馬)は調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン(本郷奏多)をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。人類の存続を懸けて彼らは巨人たちと戦い続けるが……。(シネマトゥデイより引用)

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あ……すいません…画像が混乱しているようで……ぇ、でも居たよね東、居たよねってか、むしろ完全にチャオだろ、あれは……。。(わかるやつだけわかればいいネタでスイマソン…えっと…知りたい人は『MOZU』を観て。←ドラマ見ないで行ったら地雷踏むと思うけど。)

本当にね~~…所々で聞こえないはずの「チャオーーーー!!!」が聞こえてしまって笑いこらえるのに苦労したわ

なんせ今回はルネッサーーーンスまであるんだぜ…何なんだあの真っ白いお部屋は
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違う方向で萌えさせるのは止めてください……。

って事で『MOZU』じゃなくて『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の後編である。

当方、前編のレビューに「正直、冒頭の舞台芝居みたいなセリフのやり取りがずっと続いていたら寝てたし」と書きましたが、何とそれが後編に襲ってきたのだった。

『進撃の巨人 (前編) ATTACK ON TITAN』リヴァイはいないよ実写版
「映画@見取り八段」では「『進撃の巨人 (前編) ATTACK ON TITAN』リヴァイはいないよ実写版」のレビュー・批評・あらすじ・キャストなどの情報をお届けしています。劇場上映中作品のネタバレ感想は別枠で表記。

巨人さんたちのお食事シーンのホラーっぷりがまだ楽しかった前編に比べてこの退屈な苦行…。チャオで笑ってなければ寝てたかも~。。

前編で大活躍していた巨人さんたちは姿をほぼ潜め、平常営業時『ジュラシック・ ワールド』の恐竜さんたち並みの見世物になっているのだった。何なんだよ…。

理不尽な巨大勢力と必死に戦う小さな人間の姿はほとんど無く、ただの怪獣対決みたいになっちゃってます。まぁ、これが好きな方は楽しめるかも。
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でも、この対決シーンね。個人的には凄く気持ち悪かったわ。

前編公開後に監督と某批評家さんのアレコレとか脚本の人の弁明とか色々見ちゃったせいで、監督が「何か」と戦ってるように見えてしまったよ。一体何と戦ってるんだろうか…この人……。制作の愚痴裏話の影響力の怖さよ……。。

原作やアニメ版と比較してウンヌン関係なく、単純につまらなかった。87分、長かった。

これ前編が98分。後編は冒頭10分近く(たぶん)前編の振り返りなので全く前後編分ける必要がないでしょ。大人の事情で観客の財布を締め上げるのはどうかと思います。作品の評価自体も下がるじゃないか。1本にしとけば「2/3くらいはホラーのようでドキドキして面白かったが後半失速しています」で済むのに。

原作改変は〇形の巨人が出てこない代わりにアレがああなるというアイデア自体は面白いと思った。3時間弱でまとめるためにキャラクターを減らすならばこの方向は正しいかと。使い方はどうかと思うけど~。

とにかくストーリーが世界観も映像の面白さも全部ぶっ壊した迷作だったわ。怪獣対決が見たい方はどうぞーーー。

※と…ところで、試写会見てないクセに批評を書きやがったみたいに言われていた批評家さまはHPに招待状をUPしておられましたが~~…謝罪はしたのかな~監督。

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


冒頭のチャオ・シキシマ巨人登場シーンで登場人物がほとんどやられちまった…と思っていたのに主要人物だけは生きててビックリ。。この顔ね…もう見れば誰だか解るもんね。

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何だこのシキシマって…と思っていたが、エレンの兄なわけですか、そうですか。兄弟揃って実験台とは草なぎパパ鬼畜~~。

この辺の改変は設定として面白いかもと思った。(話が面白ければな…)

原作をこれから読みたい方のためにボンヤリモザイク仕様で書きますが、〇形の中の人は前編で出ていなかった(気がする)ので後編でどうするんだろうと思っていたのね。そこはこの長さの映画だったら削るしかないよね。

(原作の鎧の巨人に関しては、もう入れられるワケもないよね…こっちも元からキャラが居ないし…)

個人的にはあれを暴くために立てた作戦もあのキャラも切なくて好きだったので残念ではあるが…まぁいいや。どうせこの実写版で〇形入れたって恋愛脳の恰好の餌食だし。

そもそも自分がこれの原作を読み始めたのはアニメ版の〇形辺りで初めて夢中になった(遅っっ)からなので、そこは汚されたくないや。

しかし〇型の替わりとして入っただろうシキシマエピソードの何とタラタラして惹きこまれないこと…。厨二病も超えた、ただのキチ〇イじゃん…あれじゃ。。

あんな狂った兄弟喧嘩に巻き込まれて死んだサンナギ、まじ可哀想…。

原作脳での感想としては、冒頭のミカサの態度からもうイラッイラした(笑)意地じゃなくて、あんたが必死に守らなければエレンが死ぬんですけど

結局はシキシマのDVに遭えばエレンの方に行くんだし、なんて節操のないミカサなんだ!!こんなの初めてーーーーー!!

ミカサに花を渡すサシャにも「そこは花じゃなくて肉だろ…」とツッコみ、何もできないくせに偉そうなジャンだけは通常営業だった…。

しかし、何だろう、あの『猿の惑星』みたいなSFラスト。。

壁に不発弾をツッコむとかいう穴埋めも何だかショボイーーー成功して、ホント良かったよね…うん。でも壁が以前よりボロボロになっていたがそれは平気なのかな~~。

原作はまだ終了してないわけだし…一緒に設定を考えた事にされているけれども諫山創せんせーー気を確かにっっ!!

もう、このスタッフでの実写はいいのでアニメ2期、早く……。

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』公式サイト

 


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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comment

  1. nakakuko より:

    BROOKさん
    やっちまいましたねーーー!
    後編、無理やり作りました感いっぱいじゃないですか…もうガッカリ。
    アニメ2期、ホントにホントに楽しみーーー!
    もう実写はいいです。

  2. BROOK より:

    後編は前編よりもやっちまいましたね…。
    まさかここまで原作からかけ離れて行ってしまうとは!
    あの白い部屋のシーンは吹き出しそうになってしまいました。
    シャンパングラスが細い(苦笑)
    もう早くアニメ第2期が見たいです。

  3. nakakuko より:

    yukarinさん
    どこから見てもチャオですよね!(爆)
    >イッキにみせなかったのは失敗ですね。
    前後編に分けてくれと東宝から撮影開始寸前に言われたとか色々とまた裏事情が出てきましたね。
    こんなに裏事情が騒がしい映画って初かもーー。
    スタッフは観客のためにも大人の事情は隠す気配りしていただきたいです^^;
    そうだ、そちらにコメントしようと思って忘れていたのですが(こっちで言うなって…)巨人さんに変っっ身するのには傷が必要なのです。
    傷口から巨人の細胞を作り出すのだそうで原作では皮膚を自分で食いちぎったりしていました。痛いっ^^;

  4. yukarin より:

    ええ東がいましたね 笑
    がっかりと言われても前編はなんとか面白かっただけに後編は残念でした。
    イッキにみせなかったのは失敗ですね。
    これでなんで人気あるんだろう..と思いましたが原作の設定を変えてしまったからですね。

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