模倣霊
原題 : ~ 장산범 ~
作品情報
監督・キャスト
監督: ホ・ジョン
キャスト: ヨム・ジョンア、パク・ヒョックォン、シン・リナ、ホ・ジン、イ・ジュンヒョク
日本公開日
公開: 2018年8月2日
レビュー
☆☆☆
観賞: 2018年12月7日(DVD)
このレビューは短感です。
原題は「萇山虎」(チャンサンボム)。朝鮮半島に虎はすでにいませんが、妖怪になって生き残っている……ということで、実際に白い毛の妖怪として都市伝説(田舎伝説か……)噂されているらしい。その物の怪は、声真似をして人を惑わすという。
◆あらすじ
都会を離れ、山々に囲まれた夫の故郷で義母の介護をすることになった妻ヒヨン。閑静な家で新生活をスタートして間もなく、森の中に一人ぼっちでたたずむ泥だらけの迷子の少女を見かける。放っておくことができず自宅に招き入れるが、少女は夫婦の娘と同じジュニという名を名乗り、なぜか娘の声や家族の会話をそっくり真似しはじめた。ヒヨンは数年前に行方不明になった息子を思い出し熱心に世話を続けた。やがてヒヨンに夫や我が子そっくりの声が話しかけてくるようになる。(Filmarksより引用)
冒頭から前半は本当に恐かった
「恐かった」に個人差はあると思いますが、私は恐かったのです。
シネマカリテで見損なってディスク化を楽しみに待ち、やっと観ることが出来た久々の韓国ホラー、やったーー!!
という盛り上がりもあったし。
「哭声」と似た雰囲気も
事件、少女、物の怪、エクソシスト……黒い空、墨絵のような影、神秘的不気味展開。
と、私が昨年1位推しだった「哭声」と所々似たパーツがありまして。そういう部分も「またか」よりも好ましく見ていました。前半は。
たくさんの忘れもの
が、クライマックスにあったようです。
ホラーなのでネタバレは完全に後半で。
シン・リナちゃんが可愛すぎ
赤ちゃんのようなほっぺ。大きな垂れ目。あれで泣かれたら私だってね……。
何だかんだ、話の本筋は私が弱い親子物語。(の、はず)
もう少し……。
以下ネタバレ感想
後半、というか、クライマックスの洞窟の中。つまりオルフェウスの冥府が酷かったよね……。
- ダンナが突然助けに出てきたのにはビックリしたわ。どこから沸いて来たんだよ(爆)
- ダンナは生きていることが判明したけれども、お義母さんはどこ行っちゃったのかサッパリ分からないし。
- そもそも冒頭で車のトランクに入れられていた女性は何の役割を果たしているのか。(始めに洞窟から見つかった遺体は助手席の愛人(?)ですよね)
- いつも犬が一緒にいることに意味はあるのか?(虎は犬が苦手?)
- ヒヨンが洞窟に残ったからって、萇山虎オヤジが退くわけではないよね。
- 刑事、1人で来るな。
- エクソシストおばさんはあの後どうしたのだろう。
- とにかく、ジュニが可愛すぎて「霊」感も「妖怪」感もない……。
まとめ『哭声』かと思ったら『仄暗い水の底から』だった(笑)
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★前田有一の超映画批評★
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