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『エイプリルフールズ』芋けんぴは世界を救うらしい

エイプリルフールズ

監督: 石川淳一

キャスト: 戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、戸次重幸、宍戸美和公、大和田伸也、寺島進、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、滝藤賢一、千葉真一、高嶋政伸、りりィ、岡田将生、生瀬勝久、小池栄子、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏、古田新太、富司純子、里見浩太朗

公開: 2015年4月1日

2015年4月1日。劇場観賞

エイプリルフール…すなわち4月1日から公開という洒落た趣向…で、仕事も休みだし1日だから映画の日だしって至れり尽くせりの初日観賞。

「嘘」で繋がるストーリー…

って事は予告でも解っていたしタイトルからも想像つくし、それが古沢良太脚本で『リーガルハイ』スタッフの作品ってなったら期待する。

…しかし、うーーん……。。

決して面白くないわけではないのだが、1本の映画として劇場で観る必要はあるかって言われたら……。どうだろう。

テレビ局制作邦画の一番良くない感じになっちゃった気がする。

古沢脚本の良さも今ひとつ味わい切れなかった。

これで「さすが古沢脚本」とは言えないと思うんだよ。だって、こんなもんじゃないだろう。。

エイプリルフール企画SP2時間ドラマだったら…このキャストでこの内容だったら、もっと満足感高かったと思うの。映画である必要性…

あらすじ

人に対して恐怖心を抱いてしまう清掃員のあゆみ(戸田恵梨香)は、一晩だけ関係を結んだ外科医の亘(松坂桃李)に対して、身ごもっていると打ち明ける。ところが亘は、エイプリルフールだからとあゆみの言葉に耳を貸さなかった。居ても立ってもいられなくなったあゆみは、亘がいるイタリアンレストランに向かう。一方の亘は、きれいなキャビンアテンダントの麗子(菜々緒)とランチを楽しんでいて……。
「シネマトゥデイ」より引用

基本はいくつかのエピソードが混在して進行していく形式。

豪華キャストへのウキウキと期待感がある分、見た目の楽しさはある。 まぁ…メインの話はともかく、一番面白かったのは、寺島進さんのエピソードかね。

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思わずホロっとなっちゃったし。

(しかし、この程度でストレートにホロッとさせちゃう所が、もう本来の古沢脚本とは違うだろって気がする)

そして一番の萌えポイントはやはりこの2人だろ……。

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しかし、井手くんはこんな所にいてもいいんだろうか。沢地さんが困ってたぞ。。

キャラとしては、妖怪・手の目…りりィさん。と、出番は少ないけれども岡田くんに笑った。岡田くん、ナイスキャラ。

『リーガルハイ』世界の人たちが全く違うキャラであちこちに出ている感は、ドラマのファンとしては楽しいんだよ。だから、ドラマSPでやればいいんだよね。ホントに。

1本の独立した劇場映画がドラマのパロディレベルで終わってしまったことに、かなりガッカリしてる。

古沢脚本としてのスパイスも甘い。古沢信者としても納得いかない一本。

…ということで…

個人的にはDVDが出てからの、あるいはテレビ放映での観賞をお薦めしましょう。

しかし、芋けんぴにはハマってる…。

今日も買っちゃった。ぇ…そういう戦略?(笑)

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ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね


本当に納得いかないのは変に甘い「泣き」エピソードに持っていったこと。

メインエピソードの妊娠エピにはもう一捻り欲しかったし、ロイヤル夫婦は本当にロイヤル夫婦であってほしかった。末期の病です…で、そのまま終了とか信じられない。。

各エピソードが結局「イイ話」止まりだもの。

何だか肩透かし食らった気分だ。

…あっ…過剰な期待をして行ったから、それに対するエイプリルフールを仕掛けられたのか…。

もし、そこまでの計算なら凄い。

…ぃゃ、ひどい


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・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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comment

  1. nakakuko より:

    BROOKさん
    引っ越し後の初コメ、ありがとうございます~!
    あ~こういう感じに表示されるんだって解って助かりました^^
    ドラマならば「ちょっとイイ話で面白かった」で済むと思うんですが1本の映画としてはどうかと思いました。
    でも芋けんぴはあれから毎日買ってます(爆)

  2. BROOK より:

    コメントはここで良いのかな?
    ちょっと映画としては物足りない感じがしました。
    いっそ、スペシャルドラマでも良かったような気がします。
    一応、前半の伏線が後半に繋がっていくのは良かったのですが…♪
    一番面白かったのは、やはり松田と梅田のエピソードですよね。

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