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『死霊館』実話ベース本気ホラー

死霊館~ THE CONJURING ~

  

監督: ジェームズ・ワン   
出演: ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、リリ・テイラー、ロン・リヴィングストン、シャンリー・カズウェル、ヘイリー・マクファーランド、ジョーイ・キング、マッケンジー・フォイ、カイラ・ディーヴァー、シャノン・クック、ジョン・ブラザートン、スターリング・ジェリンズ、マリオン・ギュヨ
公開: 2013年10月11日

2013年10月16日。劇場観賞。

すでにDVDが出てしまっているわけですが、今さら思い出し書き感想UP。←2014/4/17

これは~思い出し書きでもヤバい…。本気のホラーだった。
怖かったよ怖かったよ、うぇ~ん…。

とにかく、もう冒頭から恐い。とんでもなく恐い。

私ゃまた例によってギリギリに劇場に入ったので入り口の薄いライトが気になるような席になってしまったのですが、ここに時々従業員だか誰だかの影が映るんですな。

普通なら「ちらちら入ったり出たりするんじゃねーよ、気が散るだろ~!」と思う所なんだけど、この映画に関してはその影にさえビクビクしてしまった。

うわっと出て来たり、バーンと音がしたり、いわゆるそういうオーソドックスなホラーなんだけど、作りが抜群に上手い。

しかも、実話ベースだとか…何なんだ。ダメだろ、こんな家…。

1971年、アメリカ・ロードアイランド州で実際に起きた邪悪な家に纏わる事象を体験した怪奇現象研究家、ウォーレン夫妻の記録を映画化した作品。

ロードアイランド州ハリスヴィルの古い館にペロン一家が引っ越してきた。彼らにとっては夢のマイホームだったが、引っ越した翌日から家では次々と怪奇現象が始まる。
思い余ったペロン夫人は、数々の心霊現象を解決している事で有名なウォーレン夫妻に助けを求める。

自分的には一番ビクビクしたのは冒頭の「アナベル人形事件」だったかも知れない…。
掴みの部分であれほど恐い事をやられちゃったので、あとはもうビクビクするしかなかったのである。

ダメだよ…人形、ダメだよ…。
  

『死霊館』感想

しかし、実は私がビクビクし続けていたのは、2/3くらいの所までだった。

私、基本的にエクソシスト…悪魔祓いってもんを信じていないので。

この辺はお国柄
実は、悪魔憑きは信じられないけれども狐憑きは信じていたりする。
でも、テレビでよく見る狐憑き祓いの霊能力者はうさん臭いと思ってる。
エクソシストも私にとってはそのレベル。

たぶん、信じる者は救われる…じゃなくて、信じる人は最後まで恐いだろうと思う。

私的にはクライマックスが胡散臭いおかげで救われた…のかも知れない。
だって、冒頭のレベルで最後までずっと怖かったら心臓止まっちゃう… ←いえ、丈夫です。

…でも、実話ベースなんだよね
だったらエクソシストも本当にいるんだろうか…。

…というのが劇場を出る時の感想だった気がする…。

ま、そんな事言っていられないほどエンドロールも怖いんですけどね。

実在の映像…やめて~~

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


悪魔崇拝者の魔女バスシバが娘を生贄に奉げた家。それが死霊館。

今までにいくつも起きているというこの周辺で起きた事件…どうして引っ越す前に調べないんだ。恐ろしい…。
私ゃハンギングツリー映像が何よりも怖いんだよ。

異臭がする。クローゼットから手を叩く音が聞こえる。足を引っ張られる…。愛犬の死。
クローゼットの 下りは特にゾッとした。

魔女の目的はペロン夫人・キャロリンに五女を殺害させること。憑りつかれていても気づかないものなのね…。一番家族を守りたいと思っている人に憑りつくなんてまさに悪魔の仕業。

結果的には教会の許可が下りぬまま、聖職者ではないけれども運命だからとエドが悪魔祓いを行う…ぇ…いいのか、そんな事して…と、この辺から自分的には結構冷めてきた。でも、実話なんだよね、モンモン…。

無事に悪魔祓いは終わったものの、何だか最後の一幕では悪魔はオルゴールと一緒にウォーレン家の方へ来てしまった雰囲気。あの博物館にお祓いが必要だろ…。

一応解決はしたものの、ウォーレン夫妻の娘、大丈夫なの~ という不安と共に物語は終わる。

でも、実話なんだよね…。 この後、大丈夫だったんだよね

それとも、別の案件で続編やるだろうか。
同じ監督なら……きっと見に行っちゃうと思う。

「死霊館」公式サイト

 


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