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『ゴースト・フライト407便』空飛ぶお化け屋敷

ゴースト・フライト407便~ 407 DARK FLIGHT 3D ~

   

監督: イサラー・ナーディー   
出演: マーシャ・ワタナパーニット、ピーター・ナイト、ナンティター・カムピラーノン(ベル・ナンティター)、シーサギエン・シーハーラート、パラメート・ノーイアム、ナモー・トーンカムニット
公開: 2013年2月23日

2013年8月9日。DVD観賞。

ごくごく簡単感想で。

久々のタイ産ホラー。
それなりの期待を持って借りて来たけれども、元々予告映像から見て「恐い」を期待したら失敗するだろうな…と、思ったので、まぁまぁ…笑えた。

ストーリーはタイトルそのまんま。
飛行機にゴーストが出ます。空飛ぶお化け屋敷。
しかも、次から次へと大量に。

飛行機のセットがとっても安い感じで、もうB級感溢れているのだった。
こういう感じは嫌いではないです。

ツッコミ所が満載で…いや、むしろそれしかないかも。
一番の難点はその時間が長すぎる事。
ツッコミもありすぎると飽きてくる。
105分の作品なのだけれども、もっと長く感じてしまった。
だって、幽霊に次ぐ幽霊、飛行機の危機に次ぐ危機…それだけなんだもの。

ゴーストの数を減らして、90分以内で良いと思った。

タイで有名な美人女優さんマーシャ・ワタナパーニットの主演…というのが売りなのかも知れないけれども、個人的には香港からの留学生役だったシーサギエン・シーハーラートの方が好み。可愛い。 (可哀想だったけど)

綺麗なおねいさんたちのお御足を堪能できる有り得ないほどミニスカの制服とか、男性にとっては違う楽しみもあるかもです。

お薦めは特にしません

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 


シーサギエン・シーハーラートとドレッドヘアの兄さん(ナモー・トーンカムニット)は、上手くくっついて生き残ってほしかったよ。
…というか、そうなると思ってた。

おかま王子とか、お坊さんとか、それなりに面白いキャラクターも揃っていたのに皆殺しとは容赦ないのね。

着陸は上野樹里ちゃんにちょっと似ている主役級少女(すいません、女優さんの名前が解らない)がやっちゃうのかと思っていた。
そのためのゲームシーンの繰り返しだと思っていたのに、それもなし。
そこまで突き抜けてくれたら爆笑できたのに…。

つまり…ストーリーとして、ちょっと膨らませられるかも知れない所を全てバッサリと切り捨てて笑えるお化け屋敷に徹する道を取ったと…。

そういう事でいいんですよね…。

・「ゴースト・フライト407便」公式サイト

 


ゴースト・フライト407便@映画生活トラックバック
・象のロケット

★前田有一の超映画批評★

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