Another アナザー
監督: 古澤健
出演: 山崎賢人、橋本愛、袴田吉彦、加藤あい、正名僕蔵、宇治清高、秋月三佳、脇卓史、井之脇海、岡山天音、岡野真也、銀粉蝶
公開: 2012年8月4日
2012年8月8日。劇場観賞。
レビューが劇場観賞分だけではなくDVDの方ももう溜まりすぎちゃっているので、「どうでもいい物からやっつけて行こう」という活動中です。
つまりは…「見に行ったよ」という記録メモ的感想で。
原作は、綾辻行人氏によるホラーミステリー小説。未読です。
原作も大ヒットした上にヒットしたアニメ版もあるらしい。
父親が海外勤務になったため、子どもの頃に亡くなった母親の実家に預けられることになった主人公は、持病の発作で入院している間に夢のような出来事と遭遇する。
眼帯をした美しい女子学生が人形を抱いて霊安室に降りていくのを追う夢。
果たして、退院して転校先の中学校に行くと、同じクラスの片隅にその少女の席はあった…。
という幻想的なシーンから始まる序盤は悪く無かった。
きっとこれから何かが起きるのだろうというワクワク感はあった。
しかし、何だか色々と起こりはじめてみると…ゆるい…。
とにかくツッコミ所も満載だし、劇場で観て失敗した。これは友達とツッコミながらDVDで見るべき映画であった…という結論に納まりました…。
前半はもう、主人公にイライラ。
KY(←死語?)にもほどがあるでしょ。
みんなが聞くな見るなと言ってるんだから、言わないでやってよ。聞かないでやってよ。
ま、そういう「知らないふり」からイジメという物は始まるんだろうから、主人公の行動はある意味正義なのかもしれないけれども、命が…しかも、自分だけのことじゃなくてみんなの命が掛かっているとなれば話は別だよね。
たぶん、原作は面白いんだろうと思うんだけど、ガンガン死んでる割には緊張感もないし恐怖感も湧かないっていうか…いいのか、これで。
怖がらせようとして作っているのではありません、という話だとしたら…もう少しツッコミ所を無くした方が。
主演の2人の美しさを見る映画…かも知れない。
橋本愛ちゃんは、やはりキレイ。
山崎賢人くんは、常にぼーーっとした表情だったけど、あれは演技なのか?演出なのか?
どこかで見たぞ、と思って家に帰ってからGoogleった。
「熱海の捜査官」の四万十くんじゃないかっっ!!♥
あの後、見かけなかった気がするんだけど、相変わらずぼ………(ry
あ、でも、前クールのドラマ「黒の女教師」では、悪くなかったので…やはり演出のせいですよね。
もっと面白くなりそうなのに、何だか残念な出来だったな…という冴えない感想でした。
ツッコミたいあなた向け。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
だってさーーー。仲間外れはいけないよ。よくないよ。
でも、そうしないと誰かが死んでしまうというなら仕方ないよね。
なのに、ガンガン人に聞きまくる恒一くん。表情がぼーっとしているだけに、本当に抜けてるのかと思っちゃった……。
「死の色」が見えるなら、もっと早く使え。見崎鳴。
教師も一緒になってこんな方法支持してるなんて、何だか……。
そして、最終的には「居ない者」は一番近くにいた。
教師が…というのは反則な気がする。
…で…
人形抱いて霊安室に入っていったのは何だったんだろう。
ただの思わせぶり?
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