踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!
監督: 本広克行
出演: 織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎、小栗旬、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、小林すすむ、寺島進、松重豊、高杉亘、滝藤賢一、森廉、岡村隆史、小泉今日子
公開: 2010年7月3日
劇場鑑賞ですが…大幅遅れレビュー。
(この記事は2012年1月に書いたものです。地上波が放送してくれたから感想書けた)
お馴染みの顔はみんな出てくるわ(ワクさんと雪乃さんを除いてね)、見覚えのある犯人たちまで出てくるわで、ま~連ドラ時代からのファンにとってのお祭り的映画である。
やっぱりね、「みんな、お帰り!」という気分にはなります。
だって、本当に好きだったからね。
この映画が出来る事を知った時は、「最近、眉間にシワ寄せてる役ばかりだった織田裕二に今さら青島くんができるのか?」という不安でいっぱいになったけど、そこは、さすがスター。青島くんは何も変わらない青島くんだった。 それが一番嬉しかった事。
寂しかった事は、やっぱりワクさんがいない事。いくら甥だかなんだかが「ワクさんノート」を持って登場しても、あの存在感は埋められるもんじゃない。
(それどころか、言っちゃ悪いが、大きい声でいちいちノートの語録を読み上げるのは、少々ウザかったああ、でも、湾岸署のみんなが喜んでるんだからいいのかな)
しかも、湾岸署メンバーどころか、今までの事件の犯人たちまで勢ぞろいしちゃうんだから、これは、もはや本気の同窓会
「踊る3」は、そんな映画だった…
私的には、それ以上の物はこの映画に求めていなかったので、そんなに不満はない。
続編が出来るたびに劣化していくような気もするけど、「踊る」以降、色々な刑事ドラマの署内もすっかり会社化し、今や「太陽にほえろ」のような硬派なボスたちは居なくなった。
警察を初めに会社化した「踊る」も、新作を作ってももう目新しくなくなってしまったのです。だから、設定が有り触れているとか言われちゃうんだよね。先駆けなのに
過去の思い出を背負って「踊る」はスクリーンに帰ってきたのです。
みんな、大きな心で見よう
もう、これが最後なのだから・・・・
・・・と、思ってたら・・・
やるのか!?「Final」
え・・・これがファイナルじゃなかったの!?
それは・・・もう、何言われても知らないぞ
(でも、私はまた見に行っちゃうけど~)
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
ストーリーがどうあれ・・・
とりあえず、あの音楽がかかっただけでワクワクしちゃう
これ、電源切っちゃいけないんっすかね…?
というのは、私もかなり早い段階で思ったよ。
「エラーは人が起こすもの…」
犯人に指摘されてちゃ世話ないわな。
要塞も使いこなせなきゃ要塞になりまへん。
昔の犯罪者を出してくる、というのは「お祭り」的にはアリかも知れないけれども、ちょっと日向真奈美さん前に出し過ぎなような。
今回の青島くんは、自分が死ぬと思い込んでたからか、いつも以上に青臭い気がした。
ネット信者ネタも、そろそろいいかな・・・
小栗旬が出るという「売り」も、あまり意味が無かった気がする。私は今さら新キャラは見たくなかった。
色々言っちゃったけど、私は青島くん、応援するから。
「Final」作るんなら、ぜひファンから「もっと作って!まだ止めないで」と言われるファイナルにして下さい。
署長が変わっちゃったけど、北村さんはどうなるの~!?
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