探偵はBARにいる
監督: 橋本一
出演: 大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、松重豊、高嶋政伸、田口トモロヲ、波岡一喜、有薗芳記、石橋蓮司、竹下景子
公開: 2011年9月10日
2011年9月14日劇場鑑賞
原作は東直己氏の人気小説「ススキノ探偵シリーズ」から。未読です。
大泉洋のイメージと予告でピックアップされているシーンの映像で、もっとコメディタッチな物を想像してました。しっかりハードボイルドで驚いた。
しかし、この真面目ハードボイルドも、大泉洋、松田龍平という2大「とぼけ味」俳優が演じると不思議な調和を見せるのがまた面白い。
ここに、もうここ最近では「何かあったのか?」聞きたくなるほど狂気化した役が多い高嶋政伸が絡んでくるから、また面白い…そう、どっちかというとキャラで見せる作品。
作り自体は昔の探偵映画を思い出す。「探偵がバーにいる」って事自体が、もう何かキザ!でも、洋ちゃんがやるから何か許せちゃう。
電話の主は…
あ、これはネタバレ欄↓で。
後は…ああ、小雪さんって本当ーに綺麗なんだなー…と、しみじみ思いました。
シリーズは続いているし、続編も決定した模様。あのコンビがまた見られるのは楽しみです。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
一緒に観た友達は、「電話の主はどう考えても小雪じゃないか」というわけだけど、私はその裏をかいて「もしも、吉高由里子がこの声出せてたら凄い」と思っていたのでした。
しかし、そういうミラクルは存在しなかった。写真出演だけーー!?まぁ吉高ちゃんが写真出演だけなはずはない、と思い込む私のような少人数がトラップに引っかかる事があるのだろう…
そうしたら、黒幕は最初からバレバレじゃんね… まぁいいのか。そういう映画なのか。
とにかく、銃弾激しい結婚式シーンとか、もう昭和のヤクザ映画のノリ。
ストーリー的には後味も良くないし、どうにも後半間延びした感が強い。
それでも、ラストはちょっとウルっとした…
ただ、これ、キャストが違ったら見たかどうかわからない。
次作は、もっとテンポ良い運びでお願いします。
あれ、褒めてるのか文句言ってるのか解らなくなっちゃった
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★前田有一の超映画批評★
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