猿の惑星/創世記〈ジェネシス〉 ~RISE OF THE APES~
監督: ルパート・ワイアット
出演: ジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、トム・フェルトン、ブライアン・コックス
公開: 2011年10月7日
2011年10月12日 劇場観賞。
1968年の「猿の惑星」に繋がるストーリーという事で…
つまり「猿の惑星・エピソード0」である。
「猿の惑星」はテレビで何度か鑑賞。2001年ティム・バートンの「PLANET OF THE APES/猿の惑星」は劇場鑑賞している。(なぜか未レビュー? )
そこに繋がっていくストーリーとして、よく出来ていると思った。
とにかく、おサルさんたちがとてもリアルなので…見ていて顔をしかめてしまうシーンが多々ある。こんな事したら…恨みを買っても仕方ないよね…
ここにも、自分たちの利益ばかり追い求めて、自分たち以外の生命に関して無慈悲なエゴイスト「人間」の姿がよく見える。
父と子の愛情や、わずかに動物に対して愛を見せる人たちや、人間への愛を捨てて生きていく決意をした「猿の軍団」や…
そういう物にタップリ感情を揺すぶられながら、あっという間に時間が過ぎた。
素晴らしい映像と疾走する猿のスピード感はぜひ劇場で味わっていただきたい。
このシリーズのファンならお馴染みの「あの女の子」も、チラっと登場。。
「エピソード0」なので、この映画の段階では惑星はまだおサルさんの物ではない。
だから、この映画は「猿の惑星」ではなく「猿の軍団」の段階です。
で、こんな物を思い出してしまいました…
もちろん、この映画とは何の関係もございません。
このドラマを知ってるかどうかで世代が知れるかも~
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
ドラコ・マルフォイはあれだな・・・
スリザリンですっかり性格の悪さを植え付けられたな…。
「こんなヤツ、やっつけられてしまえ!!」
と、憎しみを感じる人間は全て始末され、罪なき人はなるべく殺さないという、優しいおサルさんたちの攻撃。
自分たちは何人(匹)も罪失くして始末されているというのに…
「父」であるウィルにすら背を向け、新たな家族を選んだシーザー。
彼の選択が「猿の惑星」を生み出すことになる。
その元になったのが、人間が作った「人間だけを殺すウィルス」である事が何とも皮肉…。
しかも、それを作ったウィルには、父を救いたいという気持ちがあるだけで、何の野心もなかったのに。
人間を救うために作った薬で人間は滅びるのである。
あの隣の家のパイロットのおじさん。
憎らしいキャラとはいえ、車は壊され指は食われ、挙句の果てにはウィルスに感染して・・・
自業自得といえども、ちょっと気の毒すぎ。
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