赤い靴
原題 : ~ The Red Shoes /분홍신 ~
作品情報
監督・キャスト
監督: キム・ヨンギュン
出演: キム・ヘス、パク・ヨナ、キム・ソンス、コ・スヒ、イ・ヨンニョ
日本公開日
公開: 2005年制作 日本未公開
レビュー
☆☆☆
劇場観賞: 2010年7月04日
ホラーというよりはサスペンス。
あらすじ
地下鉄の構内、少女は人気のないホームの片隅に揃えて置いてある赤い靴が気になってしょうがない。思い切ってその赤い靴を拾うおうとした時、友人のヨンミに声を掛けられ、靴を奪っていく。ソンジェは地下鉄の中で赤い靴を見付けこっそりと持ち帰る。しかし、この赤い靴は異様な雰囲気を纏い見た者を魅了していき…(Amazonプライムより引用)
日章旗
わっ!と思うシーンは夢の中だったり、結局は霊の仕業というよりは精神世界だったり・・・こういう結末だろう、というのも「韓国ホラーだ」と思って見ると、もう意外性はあまりない。(見過ぎか。)
ただ、面白かったのは戦時中の日本が絡んでいる事。
日本の国旗があんなにデカデカと出てくる韓国映画って今まで見たことがないかも知れない。不思議と、日本が「不気味な外国」に見えてくる。
結末は・・・やはり切ないです。
これも韓国ホラーだと思えば、もうお約束かな。
主演女優のキム・ヘスさんは、真木よう子さんに激似だった。
ヒジョウに表情が魅力的な女優さんです。
子役の子も上手で綺麗だったなぁ・・・韓国映画はジャンルを問わず、女優さんを綺麗に映すのが上手いわ。
以下ネタバレ感想
邦題は「赤い靴」だけれども、原題は「ピンクの靴」らしい。
だって、どう見てもピンクだし~。
どうして他人の靴なんか欲しがるんだよ
いくら見た目が綺麗だって、ヤじゃん。。。
と、思ったけれども、結局、皆さんがこの靴を巡って大喧嘩。この靴自体に霊が付いているらしい。
まぁ、それが踊り子さんの霊だって事ですが、この靴、どう見てもバレーシューズではない。しいていうなら社交ダンスのシューズかも。。。
靴を奪い合う姿が一番恐ろしかったのが母子だったりする。。。幼くても女は女。すごい迫力。
上にも書いたように結末は何となく見えてしまった。
自分が殺した足のない遺体の前で大笑いする主人公が メチャ恐い。
「靴」に対する情は「男」に対する情に等しかった。
はぁ。。。人間って。。。女って恐い。
ホントにそう思いましたわ…
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