シルク
~詭絲~
監督: スー・チャオピン
出演: チャン・チェン、江口洋介、カリーナ・ラム、チェン・ボーリン、バービー・スー
公開: 2008年8月
「シルク」って何のことかと思ったら、あの糸・・・!?
またレンタル店のホラーコーナーで、ポッと借りてきた1本。(ポッと借りてきたけど、後からよく見たら、主役はチャン・チェンだし、チェン・ボーリン出てるし、結構なアジアの豪華キャストだった )
台湾ホラーだから、映像が恐いかも。。。という期待を込めて。。。
でも、
全然恐くなかった~~~!!
ネタバレになっちゃうんで詳しくは書けませんが、幽霊って物がこの映画では普通に居るっていうか。。。ネタバレしないで説明するのは難しい。
あ~。。。普通に居るって言っても、「ビートル・ジュース」みたいなコメディじゃないですよ。ストーリーは真面目すぎるほど真面目です。
奇想天外な設定について行ければ、面白い・・・かも?。
だって。。。本当に奇想天外なんだもん。。。。
なのに大真面目だし、とりあえずはその設定が大前提なので、そう思って見るしかないという。。。
台湾映画だっていうのに、大部分は日本語で、向こうの人が無理矢理日本語を喋っているから違和感がバリバリあるし。。。まあ、日本人に雇われている設定だから仕方ないんだけど。
江口洋介が、怪しい怪しい。幽霊よりも生身の江口洋介が恐かった。
親子の物語なので。。。
はぁ~バカバカしいと思いつつも、いつの間にかホロっとしてるシーンもあったりして。
ジャンルとしては、ホラーよりもSFなのかも。
でも、「ありえそう」な科学的なストーリーではありません。何度も言っちゃうけれども、奇想天外なストーリーなので。。。。
この世に居続けるという事は、命がある身でも無い身でも、決して楽なワケじゃない。
この世に居る事が幸せなのかどうか、それは本人だけが解る事。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
「幽霊を捕まえる」って「ゴーストバスターズ」かよっっ。
恐いポイントと言えば人の死に顔と、幽霊の動きだと思うけれども、ま~。。。結構見慣れた感じの動きや顔なので。。。
ホラー慣れしてない方にとっては、恐いのかなぁ?
「メンジャー・スポンジ」とは、何ぞや。全く解らない理論でありました。
結局、助手達があんな結果になってしまう事も、橋本は解っていたって事なのかな。
ひどい男だわ。死にたいのは自分だけでしょ。
子どもの頃から生きている意味なんて解らなかった。
という橋本が、死んでこの世に残りたい、というその願望の意味もイマイチ理解できなかった。
罵倒された回数をカウンターで数えるのは止めてください。
所長は、あんな風にグサグサやるんじゃなくて呪い殺すのが正しい方法だったのでは。。。
しかし、橋本は幽霊になる事は出来ない。
繋ぐ糸が無いから。。。
繋ぐ糸は、愛を求める糸。
でもね。。。
子どもが虐められて可哀想だと思うなら、殺しちゃうよりも前に学校に対策を相談しましょうよ。お母さん。
忘れ草の土の中、掘り起こされた少年の眠るような姿に涙。
母親が暴走し始めてからラストまでは、恐いっていうよりも意味解らなかった。
全くつまらなかったってワケでもないけれども。。。
変なモンみたなぁ。。。っていうのが正直な感想。
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