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『ALWAYS 三丁目の夕日』昭和30年代は人情があった

ALWAYS 三丁目の夕日

    

監督: 山崎貴
出演: 吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希、須賀健太、小清水一揮、もたいまさこ、三浦友和、麻木久仁子、重本愛瑠、小日向文世、小木茂光、奥貫薫、石丸謙二郎、高橋征也、持丸加賀、マギー、温水洋一、木村祐一、ピエール瀧、飯田基祐、松尾貴史、益岡徹、中村有志
公開: 2005年11月

第29回 日本アカデミー賞 最優秀作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・新人俳優賞

昭和33年、集団就職で東京に出てきた六子は、「鈴木オート」に就職する。
大会社だと思いこんでいた「鈴木オート」は、下町の小さな自動車工場。
理想とのギャップに驚く六子も、次第に人情豊かな町に溶け込んでいく。

これ、原作が大好きで実家に全部揃ってるので予告を見た感じで、原作とのギャップに、ちょっと見る気が失せていた。

特に茶川先生がね~。。。
違うだろって感じで。。。

だから原作無視の覚悟で見に行ったのです。

良かったですよ~。

とにかく、セットとCGが素晴らしい
この時代は私はまだ産まれてないんだけどね、でも私が育った時代にも、まだこの映画の片鱗は 残っていたので。。。
懐かしいです。(って言っても私が産まれ育ったのは東京じゃないけど~)

ストーリーが、またベタなんだよね。
ベタだって解っていても泣けてしまいます。

どうも普段暗い役柄が多くて、そういうイメージが付き勝ちだった堀北真希ちゃんの、年齢と等身大な感じのカワイイ表情が、とっても良かった。

須賀健太くんも、身の置き所のない少年の役を好演。

子どもの元気いっぱいな姿や、そこで暮らす人たちの人情や。。。
この時代を知らなくても何故か懐かしく感じてしまう町の様子や。。。

そういう物がいっぱい味わえる、後味の良い温かい映画でした。

※この記事は2000年から運営している別サイトから持ってきた簡単な過去日記記事です。

 

 

 


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★前田有一の超映画批評★

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