ガマの油
監督: 役所広司
出演: 役所広司、瑛太、小林聡美、二階堂ふみ、澤屋敷純一、益岡徹、八千草薫
公開: 2009年6月
思い出しながらサラっと書きます。
多少のネタバレ含むかも。
不思議な作品だったな~というのが大まかな感想。
テーブルにど~んと盛られたコロッケ。不思議な食卓。
あんな家で、まともな子供が育つのか。。。と、思うけど、ごくごく好青年で優しい息子・拓也。
子供を失って嘆く夫婦。どんな金持ちだってその辛さは変わらない。
拓也が家に住まわせてやろうとしていたサブロー。彼と息子を失った拓郎の旅が始まる。
姿が無くてもこの作品のキーになっている拓也。
瑛太の優しい空気のような存在感がピッタリはまる。
光の二階堂ふみちゃんは新人?
最初は、あまりの棒演技に付いていけない。。。と不安だったんだけど、慣れてくると太陽のように明るい笑顔が、また役にハマってる。
澤屋敷純一さんは、現役のK-1ファイターなんだそうで。。。演技はともかく、何だか純真そうで、不思議な存在感があった。
ガマの油売りは、不思議な懐かしさ。
あんなの見た事もないんだけど、どこか昔会った風景のように感じてしまうのは何故だろう。
意外に思ったのは、役所さんが初監督に選んだのがこんな作品だった事。
数々の社会派映画、時代物映画に何本も出演し、世界にまで出る大物俳優の選んだ作品はファンタジックな家族の物語。
どんな仕事人間も、最後は家族に戻るって事なのかなぁ。。。
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