ロード・オブ・ザ・リング
~The Lord of the Rings:The Fellowship of the Ring~
監督: ピーター・ジャクソン
出演: イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルーム、イアン・マッケラン、ショーン・アスティン、ショーン・ビーン、ビリー・ボイド、クリストファー・リー、リヴ・タイラー、ケイト・ブランシェット
公開: 2002年3月
公開中、と言ってもいつまでやってるんだ、ってほどのロングヒットですが、さすが、素晴らしかったです。幻想的な世界、迫力ある映像、魅力的なキャラクター、しっかりと固まったストーリー。
原作は読んでいないのですが、原作を読んだ方は、どういう感想を持たれたのでしょうか。
長い長い映画でしたが、とにかく引き込まれ、夢中で見ました。
早く次作も見たい。
※この記事は当方が2000年から運営している某HPの日記コーナーから2009年にお引っ越ししてきたメモ程度の過去記事です。
。。。って事で、これを編集している2009年8月現在の追記です。
この感想を読んでいて、も~!!あったまに来ちゃいました。
な~に、こんな軽~い感想書いてるんだ、こいつ!! 。。。
この映画を観て、こんな軽い事しか書けないなんて頭おかしいんじゃないの~~!!
ま~、もっとも、この時点ではこいつ(オレ)はまだこの続きを観ていないので仕方ないっちゃ仕方ないのかも知れません。
しかも、この感想がUPされていたHPっていうのは映画にもドラマにも何の関係もない他の情報データベース的HPで、この記事はその中の日記コーナーの記事なのね。
だからこの私を許してやるんだ。。。。
っと、昔の自分に怒りでいっぱいになるほど、
私はこの映画が好き!!
全てのファンタジー物語がここから始まったと言っても言い過ぎじゃないほどだと思うのです。
現に、この後出てくるファンタジー映画の何にももう満足できないわけ。
全部がこの「指輪物語」の二番煎じにしか見えなくて~…。
見惚れるほどの映像美、ここまで考えるのかという細かいストーリー設定、涙が出るほどの戦いの迫力。
世界を守りたいという悲しいほどの使命感。
そして、
ヴィゴ・モーテンセン@アラゴルンとの出会い
この映画あっての今の自分。
なのに、最初の感想日記っていうのは、こんなにサラ~っとしたモンだったとは、この記事見つけてちょっとショック。。。。。
「ロード・オブ・ザ・リング」は、よくCS で放映されるので、私は今でも放映される度に見ます。
観て、そして泣きます。
こうやって書き続けてるとキリがないですな。。。。。
それほど熱愛している映画の一本です!
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・ロード・オブ・ザ・リング@映画生活トラックバック
・象のロケット
★前田有一の超映画批評★
TB:「映画@見取り八段 トラックバックセンター」http://todays-cinema.seesaa.net
comment
この映画の原作は、現代性を内包しながらもファンタジーに満ち溢れた壮大な物語として、これ以降のアドベンチャー作品に多大な影響を及ぼし、世界中の人々を虜にしてきた、J.R.R.トールキンの「指輪物語」で、それまで映像化は不可能とまで言われた、この不朽の名作に、鬼才ピーター・ジャクソン監督が挑んだ冒険大作だと思います。
観終えての第一印象は、これは完全に、”ロール・プレイング・ゲーム”の世界観だなという事でした。
仲間を加えて旅に出る。所々で、武器やアイテムを手に入れる。
関門ごとに現われる強大な化け物。
この化け物を倒し、ステージをクリアすると、経験値が高まり、成長していく勇者達。
これは、まるっきり「ドラゴンクエスト」と同じ世界感ですが、しかし、よく考えてみると、原作の「指輪物語」が書かれたのは、遥か数十年以上前。
とすれば、模倣したのは「ドラゴンクエスト」の方になりますね。
あらためて、この原作の先見性の素晴らしさに感服します。
いづれにしろ、この映画の圧倒的なスケール感は、原作を最初に読んだ後、映画を観たわけですが、読みながら思い描いていた世界と少々違っていましたが、それでも有無をも言わせずに、強引にねじ伏せてしまうだけのパワーに満ち溢れていたなと感じました。
恐らく、現代の進歩した映画テクノロジーで出来る事のMAXを使い切っているのではないかと思われる程で、とりわけ、遥か昔の中つ国へと我々観る者を誘なう、ビジュアル・デザインの圧倒的な素晴らしさといったら、他に比較するものがないくらいの見事さです。
そして、ロングショットの造形美たるや、例え、何時間観続けても見飽きる事がないくらいの素晴らしさに満ち溢れています。
厳しい大自然の光景はもちろんの事、最初に登場する”ホビット庄”の緑の美しさや、エルフが生息する”裂け谷”の枯れた風景には、本当に目を奪われてしまいました。
これらの数々のシーンは、メルヘン的なムードをそそり、凄絶な旅の物語にあって、緩急をつける効果があったのではないかと思います。
程よいところでドラマの進行の手を休め、複雑な物語の背景を手短かに振り返ってくれるのも、ピーター・ジャクソン監督の丁寧な映画作劇法で、有難かったと思います。
それにしても、「旅」という言葉が持つ不思議な力に、ここまで魅了されたのは、本当に久しぶりの映画体験でした。
何か妙に懐かしい感じがして、心地良く童心に戻る事が出来たように思います。