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【1303号室】刑事よりも坊主を連れて行け!

1303号室
~APARTMENT 1303~

   

監督: 及川中
出演:  中越典子、古田新太、大谷直子、板谷由夏、初音映莉子
公開: 2007年10月

日本映画専門チャンネル にて視聴。

日本人監督&日本舞台ですがアメリカ産ホラーです。

これ見たかったんだけど、公開当時ウチの近くでやってなかったんですよね。確か。

で、他にも観たい物がいっぱいあった時期だったので、遠出して観る事もなく終わってしまった。
そのままビデオレンタルする事もなく、忘れてしまっていたので、今回のCS放映は楽しみにしてました。

夜中の1時からだったけどさ。。。
今日はすごく眠くて明日は仕事だし、どうしようか迷ったよ。
でもさ、私はホラーはあまり録画したくないんだよね。
ホラー好きなクセに気は小さいの。

日本映画専門チャンネル っていうのは実は1ヶ月に同じ映画を4回くらい放映するんだよね。でも、まぁ覚えてる内に見ちゃおうと思って、夜中に見たさ。

中越典子はあまり好きじゃないんだけど古田新太が出てるし、古田さんのクソ真面目な役ってあまり見れないし。

ジャパニーズホラーだっていうのにアメリカ制作の逆輸入だっていうのも興味あったし。

あ、そろそろ日記みたいな記事じゃなくて感想を書けって…

書きますよ。

遠出してお金出して劇場で見なくて良かった!!!
見終わった後の自分の顔は、たぶん

   (怒)(怒) アハハ・・・ ( ̄∇ ̄;|| )   (怒)(怒)
    。。。こんなだったと思う。。。

 睡眠時間を返せ。

ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね 

    


前半の最初の方には、少しはビク~ぅ。。。となる所もあったさ。
まぁ、どっちかというと視覚よりも音で驚かせるっていう安いお化け屋敷っぽい驚きだったけど。

後半は全くいただけない。

ホラーとしてだけじゃなくて、普通のストーリーとして見てもいただけない。ありきたり。

古田新太、いらなくないか何てもったいない使い方。
こんなに次々と人が死んでる部屋、連れて行くなら刑事じゃなくて坊主か霊能者でしょ。
御祓いしてもらってくれ。

あの親子の回想シーン。。。

もっと何かから覗いてるようなぼやけた過去っぽい演出できないのかな。
例えば「リング」で貞子の過去を映し出した時のような。。。

恐くない。ついでにいうと、現在と過去の映像の印象が同じすぎて安っぽい。メロドラマみたい。悲しみも湧かない。

そしてそして。。。

あのイベントギャルたちがラプンツェルの髪の毛みたいなのにやられて次々と落ちていく所は

爆笑シーンって事でOKですよね

とにかく、お口あんぐり。。。な映画でした。
これなら、フジテレビがやってる「ほんとにあった怖い話」の中のミニドラマの方が見応えありそうである。

よく考えたら及川中監督って「富江」の監督か…。

なるほど「富江」と同じくらいツッコミ所満載だった。

すごい。すごいぞ、あたし。。。
よくもこんなに文句いっぱい書き連ねたモンだわ~

普段は、DVDやCSで見た映画は、あまりひどければ感想は書かないんだが。。。

夜中の貴重な時間を取られた事とホラーに対する期待感を奪われた恨みが大きかったという事か。
読み返すと、この文章からこそ「面白いホラーを見せろお化け」が浮かび上がって来そうだよ~。

はぁ。。。。。

Jホラーは、もう「リング」「呪怨」を越える物は出てこないのかね~。。。

 


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★前田有一の超映画批評★

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奈可久う子(くう)

◆ドラマ・映画 エンタメ系ライター&ブロガー。◆ハウツーサイトやリクルート・キュレーションサイトなどで映画紹介のライターしておりました。(お仕事はいつでも有り難くお受けします)

◆映画の評点はあくまでも私感です。(平均が2.5で1と5は滅多に付けていません)

◆戦争とホロコーストテーマの作品観賞がライフワーク。

◆レビューは上半部はネタバレなし感想、下部は観了した方と感想を共有できるように書いています。(古い記事は簡単感想です。時間のある時にリライトしています)

◆姉妹ブログ「ドラマ@見とり八段」

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