天使と悪魔
~Angels & Demons~
監督: ロン・ハワード
出演: トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスゲールド、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・コス、アーミン・ミューラー・スタール、アーミン・ミューラー=スタール
公開: 2009年5月
2009年5月20日劇場観賞。
歴史と美術品・建造物はセットだ。
それらは歴史の中で作られていくから。
宗教も、またしかり。
歴史が好きで美術の道へ進んだ私のような人間にはたまらないこのシリーズ。
ヴァチカンの神秘を思い切り堪能できます。
宗教を神秘だと思い、ことさら興味を惹かれるのは自分自身がそれと無縁だからなのかも知れない。
そういう意味で、私もラングドン教授と同じ
自分の神を持たない者
である。
神を持たない者にとっては、その世界観は異様に映る。
彼らは何を欲しているのだろう。
自分の神は自分の思う通りの存在であって欲しい。
そんな願望が彼らを動かすのかな。
「ダヴィンチ・コード」では犯人扱いされて逃亡していたラングドン教授も、今回はただ謎を解く人。だから前作よりも安心して見ていられる。
あの音楽と共に惹き込まれる神秘と謎解きの世界。
美しい教会と無惨な生け贄。
ラストには
とてつもない感動が待っている。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
もう冒頭からあの音楽に引き込まれ。。。
壮大華麗な建築物に引き込まれ。。。
ああ、私、やっぱこの映画好きだわ~。。。
と思う。
カメルレンゴが爆弾を持ってヘリで上昇し、ヴァチカンが光で覆われ、光の雲の中からパラシュートで降りてきた時。。。
本当に感動して涙がボロボロ出たのに……
私の涙を返せ!!!
いや、ユアンは初めから怪しいと思っていたんだけど~…。だまされた。。。。。。ひたむきに見えたので。
カトリックでは殺人は勿論、自殺も許されない。
彼は、もう絶対に神の国へ行く事は出来ないのだ。
あの爆弾を抱えてヴァチカンから飛び立った時は、神を、ローマを守りたいと純粋に考えていたのかな~。。。。それとも、あれも計算だったのかな…。
純粋な気持ちだったと思いたい。。
最後の枢機卿が助けられた所から、もうずっとウルウルしっぱなしだったと思う。
神がローマに使わしたのだ、と言われた「神を持たぬ者」・ラングドン教授。
新教皇がバルコニーから見下ろす広場の群衆。
長い長い悪夢から覚めて、素晴らしく美しい朝を迎えたような、そんなラストシーンが心に焼き付く。
ダヴィンチ・コード感想
![]() 【送料無料】天使と悪魔/ダ・ヴィンチ・コード DVDダブルパック [ トム・ハンクス ] |
![]() 【送料無料】【BD2枚3000円5倍】天使と悪魔 スペシャル・エディション【Blu-ray】 [ トム・ハン… |
comment
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
原作では想像力がなくてわからなかった部分が
実物で見られるって言うだけでもめっちゃ
堪能できました。
本当にすごい美術品の数々ですねぇ。
昔から宗教にはみなさん金に糸目をつけないようで・・・。
原作を読んでる途中で映画を見ましたが、
映画を見おわったあと最後の部分を読んでみたら
映画よりもカメルレンゴの歪んだ部分が見えてきて、
こいつは狂ってる~~。って思いました。
私も困った時しか神頼みはしませんが・・・
神をすべてと思い込みすぎて、それで道を踏み外したら
何のための神なのかわからないですよねぇ。。。。
それにしてもミスリードしてくれる枢機卿がいて
警察がいて・・楽しめた~~~!!!
SECRET: 0
PASS: d0389aeddb7492e1cada197396cb9f95
くうさん。私も同じく
「騙された~涙を返せ~~」状態でした~!
まあったく、そんなオチがついてくるなんて…ねえ?
何か、色んな方の感想を見てると
原作未読のほうが面白く観れたみたいで
私もソレ(正確に言うと挫折ですが…)で楽しめたクチでした(^^ゞ
SECRET: 0
PASS: 1d227402d343f1e66ff53a303d6697f6
ラングドンが、神を信じるかと聞かれた時の答えが興味深かったです。
あれは要するに、宗教は信じないけど、信仰はあるという事でしょうから、実は私を含めて日本人の大半はラングドンと同じようなスタンスなんじゃないかと思います。
そういう意味ではこのシリーズ、偏見がない分日本人ウケするのかもしれません。
SECRET: 0
PASS: 15a391ef3360c75405dc695b8941e08a
やっぱりカキコされていないですね・・・。
どうもPCの調子がブツブツブツブツ・・・・。
原作も読んでいなければトム・ハンクス以外のキャストも知らずに観に行ったのですが、
素直に面白かったです。
コンクラーベの演説といいヘリでのシーンといいカメルレンゴの一世一代の大勝負でしたね。
反物質は爆発したら破片とか飛沫とか他の人たちに害はないのかしら?
くうさんが感動の涙を流していた頃、私は首を傾げていました。
・・・まあ、反物質というものがよくわかっていないというのがあるんですけれど(‘_’?)
SECRET: 0
PASS: 71358382e1d9865beb99e2eb8ac10587
私も泣いたよ~。すっかりだまされちゃった私たちって・・。
同類ね~(笑)
「悪魔と天使」って彼のこと・・?
あぁでも。私も救いたいという純粋な気持ちから・・
って思いたいですわ。
原作のカメルレンゴには複雑な背景があったみたいですけど
映画では良くわからなかったものね~[絵文字:v-340]
SECRET: 0
PASS: 7f9a490eead1aa62fbe6f0593c503cb0
うぎゃ!
泣いちゃったの?
やっぱりユアンがキャスティングされてる時点で「充分怪しい」よねぇ。
でも、純なくうさん、かわいい~♪
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
TBありがとうございます。
なかなかおもしろく見ることができました。
残念だったのは、私自身にローマ、バチカンと
その建造物や絵画彫刻についての知識がなかったこと。
知っていればもっと楽しめたろうに、と思います。
その意味でも「くう」さんがうらやましいです。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
原作未読だったのが、功を奏してか、
かなり作品に惹き込まれました!
とても、面白かったと思います♪
ただ、黒幕の存在は薄々感じてしまいますよね?
どうしても、俳優陣から察してしまいまして・・・(苦笑)
SECRET: 0
PASS: 1c4b4780a4b937bac0968f7e92a515c6
ひらりんも原作未読なのですが、
新聞のレビューか何かで、ラングドン教授の熱視線の事が書いてありましたよ。
もちろん映画の尺では恋ばなは無用で、
時間におわれるサスペンスが臨場感があって面白かったですね。