2021年の暮れ、今さらだけど2020年のベストです。
例年やっているのに2020年はついにそれさえも放置になってしまい、このままでは心残りお化けになりそうなので、ひっそりと公開してみる。
いつも自己満足ですが、いつも以上に自己満足です。
コロナ禍の 2020年 観た映画ランキング
・順位はあくまでも私感です。
・評点は観賞後すぐにメモ的にレビューを入れている「Filmarks」https://filmarks.com/users/kukucoo の評点を引っ張っています。(しかし順位を決めていく時点でコロコロ変えています……「Filmarks」の評点とはかなり誤差がありますが気にしないで…)
・タイトルには関連感想記事、あるいは「Filmarks」レビューへのリンクを貼っています。
・評点が全体的に低いように見えるかも知れませんが、2.5を平均に考えているので、たぶん、高め?そして1点台と4.1点以上は滅多に付けないように心がけております。ご参考までに。
2020年に劇場公開された作品
- ジョジョ・ラビット
- ミッドサマー
- パラサイト 半地下の家族
- TENET テネット
- 燃ゆる女の肖像
- ボヤンシー 眼差しの向こうに
- 私をくいとめて
- 罪の声
- 望み
- MOTHER マザー
- スキャンダル
- ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画
- ブリング・ミー・ホーム 尋ね人
- 1917 命をかけた伝令
- 前田建設ファンタジー営業部
- アルプススタンドのはしの方
- イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
- はちどり
- 水曜日が消えた
- スパイの妻
- ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
- 浅田家!
- フェアウェル
- 赤い闇 スターリンの冷たい大地で
- 82年生まれ、キム・ジヨン
- デッド・ドント・ダイ
- カセットテープ・ダイアリーズ
- 窮鼠はチーズの夢を見る
- アングスト/不安
- 人数の町
- コンフィデンスマンJP プリンセス編
- 461個のおべんとう
- パブリック 図書館の奇跡
- 影裏
- サーホー
- ルース・エドガー
- ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
- リチャード・ジュエル
- ハニーボーイ
- Fukushima 50
- キーパー ある兵士の奇跡
- 記憶の技法
- おらおらでひとりいぐも
- #ハンド全力
- 十二単衣を着た悪魔
- ぶあいそうな手紙
- ファヒム パリが見た奇跡
- 青くて痛くて脆い
- 囚われた国家
- ミッドウェイ
- 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
- 天外者
- スケアリーストーリーズ 怖い本
- エスケープ・ルーム
- AI崩壊
- ステップ
- 糸
- 喜劇 愛妻物語
- 一度死んでみた
- ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-
- ドクター・ドリトル
- 犬鳴村
- 新解釈・三國志
- 事故物件 恐い間取り
- サイレント・トーキョー
- シグナル100
- 仮面病棟
- カイジ ファイナルゲーム
- 約束のネバーランド
- スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
- 真・鮫島事件
2019年以前に公開された作品
2020年度公開 邦画 38 外国語 33
2019年以前公開 邦画 0 外国語 2
計 73本
2020年の感想
人生の中でこんな年は二度と無いと思うのだけれど、コロナ禍というパンデミックが実在の世界に侵食して来て映画の世界が全くフィクションでは無くなってしまった年。
後々振り返ったら、今のこの世界こそが映画のようだ。
多くの作品が上映延期になり、劇場も閉鎖した。世にも奇妙な物語のような一年だった。
個人的には、県をまたぐ移動が緊急事態宣言で自粛になったおかげで、試写会や単館上映作品のために電車に乗って都内に行くことがなくなった。
今まではレンタル店でDVDのカバーを見ながら借りることが好きだったけれど、この1年はさすがに「レンタル品」や「中古品」を手に取る気分にはなれなかった。
フリーで請け負っているサイト制作の仕事が増えて(これは有難いことにコロナ禍のおかげで)、旧作を見る時間もなくなり、そんなこんなで例年に比べて鑑賞本数がどっと減ってしまった。(そして他人様のサイト制作に時間を取られて自分のサイトはマルっと放置状態になった……すいませんっ!)
この状態は少しずつ戻って来たとはいえ、2021年も続いている。
しかし、悪いコトばかりではなかった。
都内のゴタゴタした場所へ夜遅く出かけていた試写会は、ほぼオンラインになった。スクリーンで見られないことは悲しいけれど、怠け者にとっては、とにかく、楽!!である。
また、公開延期の作品が増えたせいで、地元の過疎った映画館で、都内でしか掛かっていなかった作品が上映されたりした。怠け者にとっては、これも楽だった。
「どうしても都内に行く」必要がなくなり、完全車移動生活になり、本当~~に電車に乗らない1年だった。
映画の感想ではなく、2020年という年の感想になってしまったけれど、上映作品も鑑賞作品も少ない中、観ることができたものは順位がつけられないほど好きな物ばかり。
これは「こういう年だから」という意味ではなく、本当に名作だらけの年だったと思う。(なのにレビューは書けなくてすいません。きっとその内、フィルマークスから移す)
特に上位の4作 「ジョジョ・ラビット」「ミッドサマー」「パラサイト 半地下の家族」「TENET テネット」 は全て2回以上観に行っている。
「ジョジョ・ラビット」 の衝撃と切なさと温かさと悔しさはずっと残っている。戦争映画にしてファンタジーの傑作。
「ミッドサマー」 はどうしてこんなに好きなのか自分でも分からない(笑)たぶん、私の頭の中にああいうものが居るのだと思う。
「TENET テネット」 は もう、全てはニールのために。である。好き。
邦画も印象的な作品がとても多い。
「私をくいとめて」「罪の声」「望み」「MOTHER マザー」 のようなサスペンスやミステリーも人間物語として見応えがあったし、こういう暗い時代だから「 前田建設ファンタジー営業部 」や「 アルプススタンドのはしの方 」のような前向きなストーリーには力を貰えた。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね。
……ということで、引き続き2021年の締めに入ります。
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