死霊館 エンフィールド事件
~ THE CONJURING 2 ~
監督: ジェームズ・ワン
キャスト: ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー、フランカ・ポテンテ、ローレン・エスポジート、ベンジャミン・ヘイ、パトリック・マコーリー、サイモン・デラニー、マリア・ドイル・ケネディ、ボニー・アーロンズ、スターリング・ジェリンズ
公開: 2016年7月9日 観賞: 2016年3月11日
アナベル人形?
一応出て来るけど。チラッとな。
今から考えたら『アナベル』の方も「2」が出来るらしいから、そのためのゲスト出演だったのかも……ぃゃ、たぶん違う。。
とりあえず…そのテントはさっさと畳もうか。そんな絵も飾るのやめようか。
あんたらのやる事は理解できん(爆)
◆あらすじ
ロンドン北部に位置するエンフィールドで、4人の子供とシングルマザーの家族は、正体不明の音やひとりでに動く家具が襲ってくるなど説明のつかない数々の現象に悩まされていた。助けを求められた心霊研究家のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。幾多の事件を解決に導いた夫妻ですら、その家の邪悪な闇に危機感を抱き……。(シネマトゥデイより引用)
前作は途中で劇場を出たくなったほど恐かったので一応期待したのだが、今イチ。
自分はホラーに耐性ありすぎる方なので基準にはならないと思うけれども、やっぱりツボに入る部分も人によって違うわけで…。
私は首吊りツリーの映像にとても弱いので前作はそこで一気に持っていかれた感があったと思う。
そして、霊が宿る人形ね。
あれも大嫌いなので冒頭から恐かった。つまり前作は個人的にストライクするものが多く、今作はほぼ引っかかる所が無かったということかも。
けれども、こう書いていて思うのは、前作は引っかかるパターンが2時間の中にたくさん詰まっていたよな~と。
今回は驚かせるパターンが同じで、途中で眠気すらきた(笑)
ただ霊が出てきてこんにちわ、悪魔が出てきてブワァァってのを繰り返されてもね…。お化け屋敷もいつも同じところから同じようにお化けが出てくりゃ売上げ無くなるよね。。
孤独な少女の物語としてはベタだけれどもちょっとウルっときてしまう部分もあった。
でも、それはホラーに特に要求しない(笑)
どうせなら家族の物語としてもう少し姉弟のキャラを濃くしてあげれば良かったのに。ウォーミングファミリー物語としても失敗している気がする。
少女が戦う物語にもなりきっていないし、とにかく…とにかく長い 。
ラストの実在のテープと映像が一番怖かった。
一番の収穫はエドとロレインの娘・娘ジュディ・ウォーレン役のスターリング・ジェリンズちゃんがめっさ美少女になっていた事。♥
出番はほんのちょっとだけど。
この事件は、世界が霊の存在を初めて認めた実在の事件だということ。
調査員による数ヶ月の調査中に発生した怪現象の記録だけで1500を超えており、発生総数となると不明。このポルターガイストの活動は、多くの者によって目撃され証言されており、家族以外にも、調査員、警察、報道関係者が含まれる。そして、録音テープや写真やフィルム(動画)で記録されている。調査員のモリス・グロスが述べたように、でっちあげなどありえないほどの この量の多さこそが、この事例に最も説得力を与えている。
と書かれたwikipediaのページを読む方がこの映画を見るよりも恐かったりして……。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
エドが突き刺されて死ぬイメージをロレインが見るたびに、そうそう、そうやって死んでしまった夫を黄泉の国から連れ戻すんですよね…と、ついつい思ってしまった。
同じジェームズ・ワン監督で同じパトリック・ウィルソン…『インシディアス』と、とても被る。。
そう。危機一髪で助かったり、芝居だったり、やはり起こる出来事が家がドタバタしているって以外に大して恐くないのだった。
とにかく…
悪魔のせいで成仏できなかったおじいさんは家族の元に行けて良かったね、って、そういう話でした。
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