コクリコ坂から
監督: 宮崎吾朗
出演: 長澤まさみ、岡田准一、石田ゆり子、風吹ジュン、香川照之、大森南朋、竹下景子、内藤剛志、風間俊介
公開: 2011年7月16日
2011年7月20日。劇場観賞。
公開当時劇場で見てますが、サボリ中だったので感想記事がなくて今さら書いています。 (2013年1月11日)
本日、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放映だそうなので、この機会に書こうと思い立ったわけですが、実はあんまり覚えてない。
でも、とても気持ちのいい作品だった事は覚えています。
何せあの「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督だってことで、これも動く紙芝居みたいだったらどうしようという不安でいっぱいだったんだけど、それはもう冒頭の何分か見た時点で消え去りました。
学生たちの元気のいい表情や動作、活気のある男子学生たちと、一歩引いて付いて行く…そういう時代の中にも意志がある女子たち。
淡い恋心とかね…何とも懐かしい気持ちになる作品でした。
何よりも、今現在のすっかり「みなとみらい21」化した横浜の古い姿を知っている身には、風景が懐かしくて!
以前の横浜港を知っている浜っ子のための映画だ、これ!!
と、思いましたわ。それが一番の萌えポイント。。
見てきてすぐに他のサイトに書いた映画紹介文があるので、それをそのまま引用しておきます。
この映画は横浜が舞台に描かれていることから、映画公開の7月16日には横浜市長も自ら「JR桜木町」駅前で映画と横浜のPR活動を行ったという。
しかし、作中で描かれているのは、現在の横浜ではなく「古きよき横浜」だ。
映画の舞台は1963年、東京オリンピック前の横浜である。港を行き交う船、赤白のマリンタワー、路面を走る市電、古い桜木町駅・・・現在の開かれた「みなとみらい」しか知らない人たちにとっては見たこともない風景だろう。
筆者は横浜生まれ、横浜育ち。1963年はまだ生まれる前だが、それでも「子供の頃に見たことがある横浜」をこの作品の中にたくさん見る事が出来た。ストーリー自体も思春期を思い起す切なさや優しさに満ちていたが、「横浜」を知っている者にとっては、また違う感慨がある。
ジブリアニメは郷愁感誘われるのも特徴の一つだが、そういう意味で筆者にとってこの作品は何度も涙誘われる映画となった。作中にも「古きよき物を壊さない」下りがあるのだが、まさにこの映画の中には失われた横浜の姿がある。
横浜に生まれ育ち、「みなとみらい」で開発前の横浜の風景を知っている世代に、大いにお薦めしたい作品だ。
こんな感じで…下↓のネタバレ欄は、テレビ放映を見てから追記するかも。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
うん。「金曜ロードショー」で見直してストーリーまでハッキリ思い出した。
とにかく、主人公のメルちゃん(フランス語で「海=ラ・メール」ってことでメルちゃんなのです)が健気で偉くて可愛くて…応援したくなるキャラだった。
長澤まさみちゃんの声も浮ついていなくていかにも真面目な女子高生らしく、ピッタリ合っていてとても上手だったし。
そんな主人公と、これまた好青年のジブリヒーロー(中の人は岡田准一くん)だからこそ、「もしかしたら兄妹かも~」という韓ドラのようなベタな設定でも応援する気になれたのかも。
いや、ほんと、ストーリー自体はベタなんですよ。
でも、温かくて優しい人たちとこの当時の学生の熱い感じと古き横浜港を楽しむ映画なのだと私は思った。
私は好きです。この映画。。
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