もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
監督: 田中誠
出演: 前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈、大泉洋、西田尚美、石塚英彦、青木さやか
公開: 2011年6月
2012年8月20日TBS地上波放送「水曜プレミアシネマ」にて視聴。
原作は岩崎夏海氏著の大ヒット小説。未読です。
入院中の親友の代わりに弱小野球部のマネージャーになった女子高生・川島みなみが、ピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』を手ほどきとして組織管理論を基本にチームを立て直し、甲子園を目指す…というストーリー。
原作は未読だけれども、NHKで放映されたアニメの方は途中まで見ている。
途中までというのは…絵が全く好みではなかった事と、そのせいかストーリーにほとんど入り込めなかったのが原因です。。
映画の方は予告で多少は惹かれる部分があったものの、主役も苦手だしDVDでいいか…と放置したまま今日に至り…地上波放送ありがとう。
ホント~~~に、例えレンタル代でもお金出さなくて良かった!
…と、今、激しく思ってます。
楽しく見た方には申し訳ありませんが~酷評です。スルーしてください^^;
だから、簡単感想で。
せっかく経営書『マネジメント』を手引きにして高校生がチームを強くするという考えただけでもワクワクしそうな話なのに、それがどう生かされているのかが全くというほど描かれない。
いつの間にか寝てて見損なったのか、自分?
と思うほど描かれない。
ただ、主役が『マネジメント』を見つけてチラっとだけ…本当にチラッとだけアイデアを出しているようなシーンがあり、後は、あまり臨場感のない試合シーンがサラッと描かれて終わる…。
そう、試合のシーンも何だかサラッとなの。手に汗握る感じがないのだ。これにもガッカリ。
結局、前田敦子と峯岸みなみを映したかっただけなのかなぁ…と思ってしまった。
自分的には、もちろんあのレベルには当然行かないだろうけれども「マネーボール」のような映画を想像していたので…ガッカリ感がハンパない。
試合の迫力もなかったので、そっちでも欲求不満が募り、見終わってからムショウ~に「ROOKIES」が見たくなった。
とにかく…いろんな意味で足らな過ぎる作品。
個人的満足度は、瀬戸康史くんと池松壮亮くんの高校球児姿の爽やかさと川口春奈ちゃんの可憐さに全て捧げます。
ここから下ネタバレ↓観てない方は観てから読んでね
ネタバレというほどの物はないけれども…
まぁ、原作通りなのだろうけれども、夕紀は死ななければならないのか?
ああいう描写が何だか涙も出ずにシラっとさせてしまうのだ。
それよりも、もっと明るく前向きな青春を押しだしていった方がずっと観ている方の心を掴めると思うんだけど。
【送料無料】道案内/愛と誠のファンタジア |
【送料無料】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [ 前田… |
【送料無料】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [ 岩崎… |
・もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら@ぴあ映画生活トラックバック
・象のロケット
★前田有一の超映画批評★
comment